布団の断捨離
こんにちはくれみすとです。結構なクレーマーです。
クレーマーと言ってもただ文句をつけるわけではなく、どうしたらもっと上手くいくかを売り手側に相談するスタイルです。
彼らはプロなので、買い手である素人の私たちの悩みをあっさり解決してくれることがよくあります。
20年以上のクレーマーですが、本格的な断捨離により、クレーム件数が圧倒的に減りました。
やはりモノが多いとクレームも増えますね。
断捨離することで買い物が減り、クレーム件数が減りました。
クレーマーとしては嬉しい限りです。クレームは結構手間がかかりますのでね。
ただ不思議なことに断捨離をしてもクレームは0件にはなりません。
断捨離してもなにかあれば、即相談、即クレームは変わりません。
今後も前向きクレームを続けていこうと思っています。
くれみすとと断捨離
そんなくれみすとは長きに渡り「なんとなく断捨離」をしていましたが、
「これじゃいかんな」ということで、断捨離を本格的に開始。約1年が経ちました。
ちなみに始める前に所有していたアイテムは1200アイテムでした。(個人だけ、家族分はなし)現在は120アイテムほどに減りました。よくそんなに持っていたな、おい、と、つっこみたくなります。
断捨離をはじめて思うのは、クレームと断捨離って似ているな、と思います。
関連記事 断捨離とクレーム
断捨離してみておもうこと
結果としてモノを減らしても、何も困ることはありませんでした。
これはご経験者はみなさん言っていますよね。
家族からは「もう捨てるモノないんじゃない?」と言われます。
ところが面白いことに、やればやるほど捨てられるようになるんです。というか、断捨離ってかなりステップアップ式だと思います。
たとえば、
10本あったボールペンをひとまず5本にします。
すると後日、3本にします。黒2本、赤1本とか。
そして更に後日、3色ボールペン1本を買ってきて、3本捨てて1本になります。
これで10本あったボールペンは最後は1本になりました。
「最初っから1本に断捨離しとけや」と言われそうですが、
そうは問屋がおろさないのが断捨離です。
コツコツ、という言葉がぴったりですね。
さて、前置きが長くなりましたが今回は、くれみすとの断捨離の一コマである「布団の断捨離」です。
断捨離チャレンジャーでしたら、必ず対面するテーマじゃないかなと思います。
布団とは
毎日使うもので重要アイテムです。
布団(ふとん)は日本で広く用いられる寝具のひとつ。畳やベッドの上に敷いて、睡眠時に用いる。ベッドと違い収納することができる。主に、人が上に横たわるための敷き布団(しきぶとん)と、人の上に被せる掛け布団(かけぶとん) に分けられる。
wikipediaより
このすがすがしい定義に乗っ取りますと、今回は「敷布団」の断捨離です。
気持ちの良い睡眠を与えてくれる反面、悲しいくらいにかさばります。
起きている時間には不要と言えるレベルで、これ以上かさばるアイテムってないんじゃないでしょうか。
空間を求める断捨離には大きなポイントと言え、断捨離ではかなりのボスキャラと私は認定しています。
そんな布団断捨離をすすめたい方に向けて、迷い迷った私の経緯を公開です。
読んでいただきたい方
- 断捨離しているけどなんか停滞中
- もう捨てるものがないんじゃないかなと思っている
- 家が狭くて布団が邪魔だ
- 押入れがないから布団が邪魔だ
前提
ミニマリストには二つの方向性があるといわれてて、
それは貧乏系か金持ち系かというやつです。
貧乏系
貧乏系ってちょっとひどいなと思うんですが、
きっちり節約をして無駄なものを買わないサスティナブルな方々をこんな風に呼んでいるようです。
断捨離やミニマリストは節約やエコロジーに通じるものなので、意味は理解はできます。
金持ち系
「金持ち系」ですが、私のイメージは勝間和代さん風かな、なんて勝手に思っていますが、
生活を快適にするために断捨離は維持しながらも色々買い替え、入れ替えにチャレンジしていく人、というイメージです。
必要なものにはコストをかけても良いものを使う、そんな人たちでしょうか。
布団の位置づけ
布団というのはその境界線にあるものではないでしょうか。
いくらでも高いものもありますし、こだわればきりがないモノとも言えます。
断捨離とは「スペパ」の勝負
コスパとはよく言いますが、スペパがミニマリストの目的ではないでしょうか?
スペパとは私が勝手に入っていることで、スペースパフォーマンスのことです。
断捨離というのは、コストの問題ではなく、いかにスペースを有効活用するかということではないでしょうか。
ということで断捨離はスペースパフォーマンス勝負と思います。
捨てることが最短の道ですが、ただ捨てるだけでは限界があると思います。
スペースをどれだけ有効活用できるかで断捨離の楽しさは増やすことができると思います。
お金持ちでもそうでない人でも同じことではないでしょうか。
さてそろそろ本題です。
断捨離にとって寝具とは
お金持ちでも赤ん坊でも老人だろうと必ず睡眠しますので、寝具が必要になります。
ほぼほぼ毎日これを使いますが、人の体を乗せるモノなので、とにかく大きい。
例えば一人暮らしのワンルームにベッドを置くとしましょう。
ベッドのために半分家賃払ってるよね^^、という状態になります。
都内なら家賃高くてなお危険です。
ベットは家賃を払ってくれないので、夜寝るだけのベッドの家賃を払うことになります。
ちょっとしたヒモでしょうか。
それはさておき、くれみすとの場合、ベッドはもう数年前に捨てました。
小さな子供にはベッドは危なかったりするのと、地方から都内に引っ越してきたため、住宅環境が急激に狭くなったからでした。
それからは布団生活。もう6年以上になります。
ここからはくれみすとの布団履歴になります。
くれみすとの布団履歴
ふっかふか布団時代
結婚や出産のとき、身内からもらった布団です。
立派なものですがふっかふかで最高に気持ちいものの、めっちゃかさばります。
押入れがないとかなりきついです。小さな部屋なら置いておくだけで布団部屋になってしまいます。
広いおうちの方は気にならないかもしれませんが、わたしのような狭小住宅に住むものには大問題でした。
薄布団時代
子供のおねしょが落ち着いた段階でふっかふかから薄い布団に買い換えました。
随分かさばらなくなってよかったです。
ニトリの洗える布団というものを買いましたが、
実際はコインランドリー面倒で、洗濯し乾燥し回収するのに半日がかりです。
大事な休日はそれでおわりです。
おねしょが止まったものも鼻血ラッシュ。
毎朝起きると布団が真っ赤になっています。
そんなこんなで3年ほど使った布団は薄い血のシミがたくさんある状態でした。
ちょうどその頃都内へ引っ越し、新居は押入れがなく、奥が浅いクローゼットしかありません。布団をしまう場所がありません。
畳むのも大変ですし、いつも部屋の片隅に布団を重ねていたので非常に不快でした。
下の子が小学生に上がり鼻血ラッシュも終わったため、次のステップに行くことにしました。
四つ折りマットレス時代
本格的に断捨離を始め、布団のうっとうしさにうんざりしていました。
そんな中、ミニマリストさんの YouTube を見ていると、折りたためるマットレスがあるということを知りました。
マットレスって折りたためますよね。折りたためるんですが、四つ折りになるマットレスがあるんです。
たった4000円程度で購入することができます。
そして奥行きがない小さいクローゼットに収納することができます。
つかってみておもうこと
布団特有のフカフカ感が好きな方にはおすすめしませんが、フカフカはあまり体に良くないので、まぁ十分かなと思っています。
メリットはたくさんあります。
軽いので子供でも簡単に畳めたり引いたりすることができるのは上げておきたい点です。
子供でも布団を引いたり片付けたりすることができるようになるので、親としてもありがたい限りです。
結果としては大満足でした。
布団断捨離にチャレンジするにあたり注意点
布団断捨離には家族の了承を得る必要はあります。
とくに大人の家族の了承は必須です。
「布団を変えたいけど、どう思う?」ということで、対象製品などを見せて相談しておきましょう。
では、お子さんはどうでしょうか?
赤ちゃんならまだわからないので大丈夫でしょうけど、
ある程度年齢がいっているお子さんはもう「ひとりの人格」なので、あらかじめ相談していたほうが無難です。
ほとんどの子供はあっさり了承すると思います。(あまり関心ないので)
気難しい子はある意味頭もいいので、
「勝手に変えられた、しかも毎日使う布団を!」と気分を害する場合もあると思います。
なので事前に「布団変えてもいいかな?どう思う?」と前フリするだけで、
「相談してもらった!」という安心感もでます。
キッチンツールとかでしたら、使う人が限られているので、あまり気にする必要はないですが、
布団はみんなで使うものです。ちょっと気遣いが必要ですね。
家族に反対されてしまった場合
「ふっかふかのでっかい布団がいい!」と家族に反対されてしまった場合もありえますね。
その場合はまずは自分の分だけコンパクトな布団に変えましょう。
その様子をみて家族も「あ、これならいいかも?」と思う可能性は大きいです。
寝具断捨離番外編_寝袋
ここからは寝具にまつわる断捨離の番外編です。
ミニマリストさんのYouTube を見過ぎ、思わず買ってしまった封筒型寝袋というものです。
寝袋もいろいろありまして、めっちゃ寒い地域とかキャンプに行く人とかは高くて高機能なものを買うそうです。
スノーピークとか、ハイブランドなものもあります。
くれみすとはは安めで、Amazonで人気のあるものを試しに購入しました。
くれみすとはキャンプをしませんし、虫が大の苦手なので野外活動は苦手です。
陸サーファーならぬ、陸キャンパーです。なんかおかしいですね。
人生でキャンプ経験すらなく、テントを張ったりとか想像もつきません。
そんな奴が寝袋なんて必要か?と思いますよね。私もそう思いました。
でも欲しくなってしまい、まあダメなら捨ててしまえというつもりで買いました。
結果・・・これが意外と便利でした。理由は以下の通りです。
使いみちが多く、使わないときは丸めておけるので場所も取らない寝袋は意外と便利でした。
寝袋の変則的な使い方
①ひざ掛け、コタツ代わり
自宅で仕事をする時など、 冬は足元が冷えますのでこれに足を突っ込んで仕事をしています。暖かく、スーパー冷え性でも大丈夫です。仕事もはかどります。
②来客時の緊急用布団
ほとんど来客もありませんが、たまーに子供の友人が泊まりに来ることがあります。
自分の布団を友人に使ってもらいますので、こちらは緊急用布団として寝袋を使います。
意外と寝心地がいいです。
③追加の掛け布団として
ものすごく寒い日は追加の掛け布団として使うこともできます。 封筒型の寝袋もジッパーを開けば大きめな掛け布団になります。
楽しい断捨離をするために
捨てるのが一番大事ですが、ある程度捨てると次のステージではないでしょうか?
こんなふうに考えています。
複数の目的で使えるものを導入する
不便や不快になるのは嫌ですね。
わたしはそこまでストイックにはなれません。有名なミニマリストさんたちのようにモノを減らすのは難しいものです。
そこでくれみすとは「単機能なものは導入しない」ようにしました。
複数の目的に役に立つものを導入することで、断捨離しても快適さや楽しさを保ったまま進められると思います。
布団関係番外編2_布団乾燥機
布団話のついでに一つ布団乾燥機の話をします。「早く買えばよかったグッズ」の筆頭格です。
前に食洗機、インスタントポットも同じく「なぜ早く買わなかったんだ」グッズでした。
布団乾燥機がナイスな理由は下記の通りです。
天日で布団を干すと気持ちいいですが、これはかなりの重労働です。
時間もかかりますし、それに天気が心配です。
万が一、雨でも降ってこようもんなら大変なことになります。
「布団を干しているから天気心配」ということになり、
半日は天気を意識をしておかなければいけません。
布団のために半日も気を配るんです。これって無駄だな、と思いませんか。
他に心配したいことはやまほどあるんですから。
とくにマットレスは天日に干すことはないのですが、
やはり汗もかきますし、湿気た布団では寝たくないものです。
そこで布団乾燥機の出番です。
「布団を乾燥させるためだけに専用機械を買うのは嫌だな。」と思って購入スルーしていましたが、
梅雨になるとジメジメ感から「買おうかな」 と悩み、梅雨があけると「やっぱりいや」と中断。そんなかんじで約3年ほど経過しました。
布団乾燥機はやはり梅雨に売れるそうですね。
湯たんぽの存在
とつぜんですが、湯たんぽの話です。
布団乾燥機と関連するので、説明しておきます。
子どもたちが冷たいお布団では寝つけないので、冬は湯たんぽを使っていました。
最初はお湯を沸かして入れるタイプを使っていましたが、ガスコンロで直火ができるタイプが発売されてるの知り、そちらに買い替えました。
毎晩湯たんぽに火をかけて温めていました。
足が温まると子供は比較的早く寝れるものです。大人もおなじですね。
ただ湯たんぽは、熱くなり過ぎたり、火傷が心配です。
夜中も子供達が火傷していないか心配で、何度も起きたりしていました。
これじゃ寝不足になっちゃいますね。
そんな時、 布団乾燥機で布団温められるんじゃない?と思いました。
素人が思いつく程度ですから、布団乾燥機には布団温め機能みたいなものが必ずついてます。熱が出るので当たり前なんですね。
2つのモノがつながった
布団乾燥機があれば湯たんぽいらないんじゃない? ということで、布団乾燥機を買い、と湯たんぽを断捨離しました。
結果は大成功、子供達も好きなだけ暖めて喜んでいます。
布団乾燥機と湯たんぽがマリアージュです。
そして時間で勝手に止まりますので安全です。
湯たんぽを断捨離したデメリットは何もありませんでした。
むしろ冬しか使わないのにずっと置いておかなければいけないし、鉄製なので結構錆びます。
翌冬みると、だいたいサビサビです。結局毎冬買い直しているという状態でした。
湯たんぽは、布団乾燥することはできません。
イマイチ単機能だなこいつ、といつも思っていました。
【朗報】靴が乾かせる
布団乾燥機はびしょびしょになった靴など1時間ぐらいで乾かしてくれます。
靴用ノズルがオプションでついてます。
子供は水遊びとかして靴をびしょびしょにしていたので、これはすごく助かることでした。
おかげで一つの機械で三つの効果を出すことができました。
一年中役に立ちます。
これはスペースパフォーマンスが最大なのではないかと思っています。
布団断捨離の次のステップにしてもいいかもしれませんね。
まとめます
長々と書いてしまいましたが布団の断捨離について紹介しました。
かるくまとめますとこんな感じです。
- 押入れがないし、狭いしマットレスでいいんじゃないか
- 一日一回しか使わない布団はコンパクトの方がいいじゃないか
- 布団を変えるときは家族に相談しておいたほうが無難
断捨離できないものはあります。無理して床に寝る必要はないと思います。
そういう意味では多機能であるというのは良いことかもしれません。
考え方や工夫で、楽しく断捨離が進められると思います。
断捨離チャレンジーとしておすすめ多機能家電はインスタントポットです。
ぜひこちらもお読みください。
「断捨離」は、やましたひでこさんの提唱されているもので、
多くの人がこの考え方に救われていて、私も感銘を受けています。
単なる片付け術ではなく、すごく深い思想です。
気になる方はぜひ、やましたひでこさんのYou Tubeチャンネルなどご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。