悪質クレームとは何か
こんにちは、くれみすとです。自称やさしいクレーマーです。
自己紹介です。
くれみすと。アラフィフのワーママ。現在は旦那さんと会社経営をしている。
20年来のクレーマー。大小あわせて延べ300件のクレームを企業に実施。
クレーム経験が人生に活かせることを知ってしまった人。
クレーム先業界は地方自治体、銀行、医療、教育、保険、旅館、飲食店、物販、メーカー、サービス業…と多数。
クレーム入門と検定を作るのが目標。
クレームすることで人生を最適化するのが目的です。
クレームは企業相手だけではなく、職場、家族、親戚、友人と幅広いです。
一言にクレームといっても、よいもの悪いものがあります。
今回は「悪質クレーム」とはなにか、について深堀りしたいのですが、
その前に「よいクレーム」について少し書きたいと思います。
「よいクレーム」情報は少ない
くれみすとが感じるのは、よいクレームの情報が少ないということです。
悪質なクレーマー問題は結構ネットにありますね。
例えば コンビニ店員が土下座させられたとか、クレームに対抗したら店内に大便されたとか・・・。
悪質クレーマー情報は非常に多い
店員さんに土下座させるとか、信じられません。
よほどのことがなければ許されることはなく、こんなやつは客でもなんでもありません。
ただの変質者です。痴漢とおなじです。
ネットで「クレーム」で検索してみると
クレーム対応本の宣伝
悪質クレーマー集
といったものが、出てきます。たしかに、読み物としては面白いです。
「こんなやついるんだ!」って驚かされます。
でも実際はそんな輩は ごくごく少数です。
ところが、こんなただのへんな人の話なのに、これがクレームするということなんだ、という謎の定義になっています。
そこで心配なのが、普段クレーム苦手な人が、この手の情報を見ると余計萎縮してしまうことです。
「ああ、やっぱりクレームって悪いことなんだ」と思ってしまい、さらに口を開けなくなっていくんです。
でも、「悪質クレーマー」、そんな人は全体の何%なんでしょう?
読んで面白いものは「珍クレーム」の域です。
クレームとは本来まともなもの
ほとんどのクレームは、まともでまじめです。
メディアや企業がこぞって「クレーマー」という言葉で、一緒にしている気がしています。
「クレーム」=悪いこと、行儀が悪いこと
このイメージが定着してしまえば、企業側は楽です。
メディアのお客様は我々一般人のように思えますが、実際は広告主である企業です。
メディアからみたら広告主は大事な広告のお客様ですから、当然クレームを増長するようなことは記事にできません。
暗黙の了解で、彼らはクレームする人が少なければいいんです。
購入者が「自己責任」という言葉で片付けていただければ、企業側からすればありがたい話です。
悪質クレーマー、そんなやつはあんまり居ない
ということを忘れないでください。
クレーム=悪いことという図式にとらわれないでください。
嫌なことは嫌認められないことは認められない。
それがはっきり言える社会になったらいいですね。
泣き寝入りする必要なんて無い
この記事は、泣き寝入りしがちな方に向けて書いています。
周りをみていると、泣き寝入りしてしまう方が、とても多いです。
それはいわゆるクレームとかいう話ではなく、家族にも、職場にも泣き寝入りしている人が多いんです。
そして思いますが、「クレームしてはいけない」という事が、本能的に刷り込まれていると思います。
原因は?というと、学校や家庭の教育もですが、社会人も同様です。
くれみすとは学校や家庭だけの問題ではなく、メディアに原因があると思っています。
最近テレビを見ない人が増えていて、すごいよい傾向だと思いますが、
この現象はネットも同じです。テレビと同じく広告で収入を得ている側の情報ですので。
まとめます
今回は「悪質クレームとはなにか」をベースにクレーマーの見解をご紹介しました。
クレームは悪いこと
自己責任だから我慢しよう
ちょっとこのあたりの常識を疑ってみてください。
少し疑うだけで、いろいろ影響します。
クレームは自分の意見を正しく相手に伝える方法のことです。
泣き寝入りしないで安心して意見を言えるよう、「クレーム=悪」というメディアの作った構図に乗らないようにしたほうがいいでしょう。
正しいクレーム力を身につければ、夫婦問題、舅姑問題、といった人間関係の問題も良い方向に向けられると信じています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。