コーヒーエネマ副作用

webで「コーヒーエネマ 副作用」「コーヒーエネマ 危険」などで検索すると、色々出てきますね。代表的なものはこんな感じでしょうか。

  • 依存性
  • むくみ腸
  • 腸の火傷
  • 腸の破裂

二ヶ月の経験と調査に基づいて、ワタシの見解を記載します。

依存症
これは一番言われていると思います。「コーヒーエネマで排便し続けると、依存してしまい自然排便ができなくなる」という点。
結論から言うと、コーヒーエネマをやっていても自然排便できます。
ワタシもなんども経験しておりますので心配不要ですね。

そもそも、「自然排便」ですが、快便の人はともかく、便秘の人の自然排便ってなんでしょうか?
自然に待っていたら出ないんですよ。だから便秘なんです。

参考記事 ワタシの超・便秘歴史

便秘にしてもアレルギーにしても「何に依存するか」が問題です。
それが薬なのか、コーヒーエネマなのか、センナかイチジク浣腸か。

依存性があるから駄目なら、通常の便秘の人は薬に依存性だらけです。便秘薬は飲む量が確実に増え、効き目が悪くなっていきます。薬に慣れますから。2錠はいつか5錠になりますよ、経験上もそうですし、今や常識ですよね。依存まっしぐらです。
そして問題なのは、その依存を喜ぶ人がいます。
言うまでもなく、製薬メーカーです。
特に大手製薬メーカーは、必ずと言ってよいほど便秘対策薬を発売しています。CMボリュームもすごいです。
「依存しろー依存しろー。」と念を送ってきています。

コーヒーエネマは注入した分は最低出てくれます。慣れたからって、量を増やす必要はありません。「コーヒーエネマに慣れたから10L入れています」、なんて話は聞いたこともありません。便秘薬を大量に飲んでいる話は聞きますが。
どちらの依存を選ぶかはその人次第だと思います。

なお、コーヒーエネマを半年程度つづけると、便秘薬等で起こってしまった腸の色素沈着などが改善されます。きちんと続けていると、腸が正常化され、自然排便も可能になる人もいらっしゃいます。まあ、ワタシレベルの強固な便秘体質ですと、どうなるかはまだわかりませんが、期待はあります。

むくみ腸
そもそも「むくみ腸」自体が新語っぽいですが、なんかこわいですね。
むくむ=悪、女性の敵 という構図がありますので。
「コーヒーエネマで”むくみ腸”になった事例もあります。」とか書いてるサイトがありますが、「むくみ腸」の一番の原因は「便秘」です。
そんな簡単にむくみ腸にはなれません。コーヒーエネマ数回の結果ではなく、その人がもともと便秘でむくみ腸だったと考える方が自然ではないでしょうか?水分注入によるむくみ腸が怖いんなら、一日水2L摂取とかはどうなるんでしょうかね?ワタシには同じ事のようにしか思えます。

腸の火傷
というか、熱いコーヒーなら当たり前ですよね。誰でも火傷確定です。
適温でやれば火傷しません。常識的に考えれば分かることですね。
「ぬるめのお風呂」ってどんな説明書にもちゃんと書いてあります。
熱いコーヒー飲んだら口だって喉だって火傷しますよね。ダチョウ倶楽部じゃないんですから。
冷たくても熱くても効果自体は変わりませんので、常識の範囲で行えば問題ありません。

腸の破裂
ほぼギャグの域なんですが、どうしたら腸を破くことができるんでしょうか?
確かに圧力かけすぎて破ける例はあるそうですが、コーヒーエネマは重力で水を自然に腸内に注入するだけですので、どうやっても破けませんよ。
ポンプとかでグングンいれたら、そりゃ破けるかもしれませんね。
一部販売されていますが、素人判断でポンプ付いている注入器を利用するのはさすがにやめましょう。

あと、腸を傷つけるという説もありますが、どれだけ長いノズルを入れる気なんでしょうか?ワタシが使っているのはせいぜい10cm程度です。


この商品はワタシの利用しているものですが、ノズルの長さは短いですよね。
これで腸破裂?ある意味すごいですね。

余談:便秘での腸破裂
コーヒーエネマ話ではなく、便秘しすぎて、便秘薬を飲みすぎて力みすぎて腹圧が上がり腸が破裂した、という話は実際にあったそうですね。ただ、相当レアなケースです。
ウエイトリフティングなどはお腹にベルト巻いてますが、あれは過度な「力み」による腹圧から破裂を防ぐためのものです。力むのは良くないです。

コーヒーエネマは力みません

コーヒーエネマは「力む必要なく排便できる」、というのもメリットです。固形の便だけを排出するのと違い、1L近くのコーヒーエネマ液を注入しますので、ただ単に「水分が物理的に排出」されます。だから力まなくても排泄できます。

噂はいろいろありますが

「そもそも問題はなにか」を考えないと、何が危険で何が必要かわからなくなり、チャンスをつぶすことにもなりえます。

以上、お読みいただきありがとうございます。
ワタシの見解ですが、ぜひ参考にしてください。