インスタントポットが便利で面白すぎる、という話【電気圧力鍋】

くれこです。
今回は電気圧力鍋「インスタントポット」について熱い思いをお伝えする記事です。

この記事はこんな人にお役に立てるのではないかと思います。

  • 料理が苦手である
  • 炊飯器の買い替えを検討している
  • キッチンが狭い
  • そこそこ忙しいけど料理はする
  • 電気圧力鍋の購入を検討しているが安全性で迷っている

では、まず最初に、炊飯器について考えるところからいきます。

なぜかというと、インスタントポットは炊飯器代わりになるからです。
そして炊飯器を買わなくていい、置かなくていいというくれこが享受したメリットもご説明したいと思います。

炊飯器は非効率?【そんなに米炊くか問題】

日本の家庭には、あたりまえのようにある炊飯器です。
お一人ぐらいとかでめったに自炊しない人ですら、炊飯器と電子レンジはお持ちだと思います。

でもそんな炊飯器、ご家庭にはよりますが、一日一度使うくらいでしょうか。
毎食ご飯を炊いている、なんて人は最近あまり聞きませんね。
その理由の1つに糖質制限ブームがあります。

米の消費量は年々減っています。

最近は糖質制限している方も多いので、お米を食べる量は減っています。
日本全体でもお米の消費量は右肩下がりです。
このグラフは結構まじめなサイトの情報です。

農業協同組合新聞 サイトより引用

このグラフが自分の体重のグラフなら超嬉しい、というくらいの見事な右肩下がりですね。

こういうデータもあるくらいなので、米をガンガン食べるようになるのは、すごい戦争でも起こらないかぎり、ないのではないでしょうか。

そして調理方法ですが、独特ですよね、米って。
鍋で炊いてた時代を知るくれことしては、炊飯って鍋でやるとめんどうなんです。

だから炊飯器を買うわけです。
ところがこの炊飯器、地味なデメリットがあります。
それは「場所を取る」ということです。
くれこの使うような狭小キッチンでは地味なデメリットというより、致命傷です。

炊飯器は場所を取る、そして稼働がすくないという話

炊飯器はメイン業務が米を炊くことなので、くれこの家では数日に一回の稼働です。

なのに、台所のメインのエリアを占領します。電源ケーブルも占領します。
これ、狭小キッチン勢にはかなりの不満なんですね。

とはいえ、米を炊くなら炊飯器、という頭がありますので、依存度も高いんです。

かりに炊飯器の故障などあれば、急いで購入する方も多いと思います。
くれこも同様で、故障したときは、「やばい、米がたけない!」と、大慌てで家電量販に駆け込んだり、ネット検索をしたりしていました。

前回は、「炊飯器、そろそろ買い替え時かな。」と思い、そんなとき、こんな製品を検索していました。

安い炊飯器
小さな炊飯器
土鍋

料理が苦手なくれこがいきがって土鍋なんて何様だよ、って感じですよね。

関連記事 料理が苦手ってなんだ?

でももしかしたら使いこなせて美味しいご飯が炊けるかも、と夢見がちについ検索していました。

そんなこんなで、この手の炊飯家電関連20商品くらい比較していました。
さっさと買えよ、と自分をなじりながらしつこく比較していました。

さきほども出てきましたが、土鍋も検索対象だったんですが、土鍋って、米専用ではないですよね。
それがヒントとなり、根本的問題を抱えていることに気が付きました。
米を炊くからって、炊飯専用である必要なんてない、ということです。

土鍋なら、それこそお鍋だって煮物だってできますよね。
ほおお、と思い、それが大きなヒントとなりました。
そしてくれこは、運命の出会いを果たしました。

インスタントポットとの出会い

炊飯器検索しまっくてるある日、私はネットでこんな記事を読みました。

アメリカでめちゃめちゃ売れている電気圧力鍋がある

「もうこれがなきゃ生きていけない」なんて言ってる人もいるとのこと。

ほんとかよ?^^

と思いながらも炊飯器への疑念と電気圧力鍋の好奇心がつもる日々。

インスタントポットの口コミ、機能、諸々調べまくりました。
これは良さそうだな、でも失敗したらどうしようかな、と。

とはいえ、炊飯器の不調の問題もあったので、そろそろ決めなければいけません。
時間的な余裕もないので、インスタントポットの購入決断しました。

ここからはインスタントポットを使ってみたレビュー的な内容です。

インスタントポットの良いところを語ろう

そんな優柔不断なくれこですが、思い切って購入。
しばらく使ってみて、これが良い点だなと思いました。

  • 安い(13,000円~18,000円程度)
  • 煮物焼き物、色々作れる
  • 調理スピードが鬼早い
  • 炊飯ができる(難あるものの解決)
  • 蓋も鍋も食洗機で洗える
  • Amazon で売っている
  • おもちゃみたいで楽しい、実験しているみたい。

【確定】インスタントポット炊飯器の存在が憎くなる、という話

次は炊飯器としての役割についてです。
くれこは元々は炊飯器代わりスタートでインスタントポットを買いましたので。

一度でもインスタントポットで炊飯した人ならわかると思いますが、インスタントポット炊飯は一癖あります。

かなり癖があるので、困っている人も多いですよね。
そんな人はこちらの記事をどうぞ。

関連記事 【攻略】インスタントポットで炊飯

ですが、この記事のように、インスタントポット炊飯の問題クリアをしたとたん、炊飯器が憎くなります。

「あんた、米炊くだけでこんなに場所使ってたのかい?」と。
嫁いびりをする姑のような気分になります。

ちょっとコツはありますがインスタントポットでご飯も美味しく炊けます。
好みもありますが、水少なめ、圧力弱めがベストです。

インスタントポットの悪い所

あんまり書きたくないんですが、ここからはインスタントポットの悪い点です。

でも基本的には大きな問題もなく、どちらかというと慣れる前の不安でした。

念のためインスタントポットの悪い点も見てみましょう。

  • 使い方がちょっと分かりづらかった
  • 蒸気の取り扱いが怖い

インスタントポット、ほんとに使い方、分かりづらい件

使い方については、最初は「???」という感じでした。

外国製なので、あまりマニュアルがガッツリしていないのと、
おもちゃっぽい感じなので、言い方わるいですが、日本の家電メーカーの製品とはずいぶん様子が違います。そこが馴染みにくい点かもしれません。

蒸気の恐怖【圧力鍋あるある】の件

蒸気の恐怖ですが、インスタントポットも圧力鍋なので、怖いですよね。

くれこはその昔、ガス用の圧力鍋が暴発したことがあります。
え、レシピ通りにやったのに!なぜって感じでした。

あれは怖かったです。
鍋の中身はまるで噴火のようにブシューブシューと吹き出し、
こわくて近寄れず大惨事となりました。おおげさですかね。

掃除も大変でしたし、もし近くにいたら大火傷だったか?なんて思いました。

外国では圧力鍋が爆発して人が死んだという話もあります。
恐怖の圧力鍋です。
圧力鍋は大丈夫かな?と心配ですよね。

以来、圧力鍋は捨てて、普通のお鍋でしか料理しなくなりました。
おそらくは中身の入れすぎとかだったのかもしれませんが、くれこの中では「恐怖の圧力鍋事件」として深く刻まれてしまいました。

ところが、インスタントポットと出会い、これは一変しました。

電気圧力鍋は安全だった

くれこのようにガスの圧力鍋でひどい目に会った人も多いかもしれません。
ですが、インスタントポットをはじめとする、電気圧力鍋はとても安全性が高いです。

ちなみにインスタントポットについては圧力の口の特徴を理解できれば怖くないです。

ここだけマニュアル見ておくことをオススメします。
理解すると「え?こんな簡単なしくみ??」と言う感じです。

マニュアルが若干意味不明なところもありますが、勝手に止まりますので安心です。
たまにやりすぎると「burn」という表示で中断してくれます。

関連記事 インスタントポットのエラー

まるでおもちゃみたいな電気圧力鍋

私見ですが、インスタントポットって、なんかおもちゃみたいんなんですね。
なので、「よっし、料理だ!」的な気負いしないんです。不思議です。
くれこは料理が苦手なので、これはかなり大きいポイントです。

インスタントポットをなにかの実験のようにして使っています。

  • 鳥手羽が安かったので大根と突っ込んで煮よう
  • でっかい牛肉が安かったのでシチュー作ってみよう
  • いつも作る豚汁も圧力鍋で作ってみよう

そしてこんな適当な方法で、なんとなくうまくいっちゃうからすごいんですね。
普通の鍋でやると、結構失敗したことありました。

でも、インスタントポットのような電気圧力鍋だと、なんとなくまとまっちゃいます。

なので、レシピとか見るの面倒だわ、というタイプのいい加減な方、おすすめします。

圧力鍋はやすい食材に強い、という話

スーパーなどで売っている、安いけど調理が面倒なものってありますよね。
大根なんてまるっと一本とか出変えば安いですが、まともに一本煮ようなんて大変です。
おそらく調理が面倒なんで安い、という面もありますよね。

勝間和代さんがYou Tubeで「フルーツは簡単に食べられるモノは高い。」と言っていました。
なるほど、そのとおり、みかんとか皮むくだけのフルーツはお高めです。

肉類にも言えると思います。
ブロックとか塊系とか、手羽とか、普段手の出ないやっかいな肉類は意外とやすいものです。

そのあたりの具材の調理は、インスタントポットのおかげでほぼ解決しました。
それに根菜類など調理が面倒臭いものには電気圧力鍋は無敵です。

前に、農家の方から、大根を大量にもらったことがありました。
水々しくて、まじめに美味しい大根でした。

あまりにたくさんあったので、大根おろしも限界を迎えました。
腱鞘炎レベルです。

そこで、ガスでお鍋で煮てみましたが、何時間にても生煮え。
柔らかくなるまで2日ぐらいかかりました。
家中大根臭くてこまったもんです。

それ以来、大根なんか二度と煮るもんか、と心に誓っていました。

そんな大根もインスタントポットでした10分もかかりません。
これこそ歩いて通っていた場所に、バイクで通うようなスピード感です。

一気に大根料理が好きになりました。

関連記事 インスタントポットで手羽大根を煮よ

料理が苦手な人は〇〇が苦手、私見だけと多分あってる話

料理苦手な私がチャレンジする新しい料理はほとんどの確率で失敗していました。

クックパッド見て「カンタン。〇〇の調理」という
レシピを読んで実行しても美味しくない。

ぜんぜん簡単じゃないやん~ うそつきー

と、いつも泣いてました。

どれだけ不器用なんだとも自分で思いますが、それが現実でした。

関連記事 料理が苦手な人向けキッチングッズ

レパートリーを広げる=失敗 
という構図でしたから。

料理が苦手な人って、くれこ含めて待つのが苦手なんです。
焦ったり、めんどくさくなって、次の工程に行っちゃうんですよね。
ガマンができないんですよ。
とくに加熱作業というのは料理が苦手な人には苦行です。

交通費削減のつもりで歩いて通っていた場所に、途中のカフェやパン屋に捕まっているような状況です。

インスタントポットは、先程もたとえましたが、「バイク」のようなものなので、
そのリスクが減ります。
くれこの料理苦手のリスクを確実に下げてくれました。

新しい料理も、ちゃんと食べれるものにしてくれます。

タイムマシンがあれば、数年前の自分に説教してでも買わせたいアイテムとなることでしょう。

いま、電気圧力鍋を迷っている方へ

もし今これを読んでいる方が電気圧力鍋購入を迷っていたら
強くお伝えしたいです。

電気圧力鍋は早く買った方が得ですよ。

料理って思ったより簡単なのね、と思わせてくれるんです。

そして一番嬉しいのが苦手な料理が
実験をしているような、遊んでいるような、行為になったことです。

これが私の中では革命です。
インスタントポット革命です。

苦手が軽減されるってすばらしくないですか?
こんな凄い事ってなかなかないです。

インスタントポットとは

電気圧力鍋はほんっとに色々ありますが、このインスタントポットはカナダの企業で風変わりな企業が開発した製品です。
いろいろなバージョンがありますが、もし電気圧力鍋を検討しているのなら、
Amazonのレビューだけでも読んでみたほうが良いです。

インスタントポットのサイズについては種類があります
くれこは小さなサイズを買いましたが、子供が成長し食べる量が増えるようでしたら
大きいサイズに買い換えるつもりです。

これがたったの13,000円程度。大きいサイズでも18,000円程度。
現在は円安ドル高でインフレ時代なので値段は上がっているかもですが。
余談ですが、インフレについても記事書いてます。

関連記事 インフレリスクを考えるために理解したい3つのこと【モノ減らししないとマジでリスク】

インスタントポットは買わない理由が現時点ありません。

仮にインスタントポットじゃなくてもほかの電気圧力鍋でもいいです。

実はこの記事にたどり着く人は、電気圧力鍋の安全性を心配して検索している人が多いです。
ご心配な人は、日本製の電気圧力場なんかもいいでしょう。

たとえば、こんなの。

20,000円以内で買えますので、値段も手頃です。

そんなわけで、安全な電気圧力鍋は、料理苦手な人の小さな希望になることは間違い無いと思います。

料理苦手目線で電気圧力鍋を比較した記事もお読みください。

関連記事 電気圧力鍋ゆる比較

ここまでお読みいただきありがとうございました。